日本代表候補、NZ遠征から帰国 姫野主将「いいチームになってきている」

 ラグビー日本代表候補で編成するチーム・ウルフパックが6日、ニュージーランド遠征から帰国した。当地で行った強化試合はスーパーラグビーに参戦するクラブの、2軍相当のチームと対戦し、1勝1敗だった。

 リーチ・マイケル(東芝)に代わって遠征中の主将を務めたナンバー8姫野和樹(トヨタ自動車)は「考えることが多くなりましたね。やっぱり。自分のことだけじゃなくて周りのこともしなくちゃいけないので」と大役を振り返った。

 チームは2月からの7週間のキャンプを経て、今遠征でW杯イヤー初の対外試合を消化した。「いいチームになってきているなと思いますね。ニュージーランドで、よりいっそうチームの絆というか、ワンチームになってきていると思いますし、そこは収穫。自分たちのやるべきことをよりクリアにして明確にしたら勝てる」とここまでを総括した。

 チームは20日に千葉県市原市のゼットエーオリプリスタジアムでハリケーンズBと対戦。5月には豪州に遠征し、12日にブランビーズB、17日にレベルズBと強化試合を行う。

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