谷亮子氏 尿採取に6時間…シドニー五輪金直前の「もう一つの戦い」明かす

 柔道女子五輪の金メダリスト谷亮子さんが7日放送のTBS系「平成スポーツあったなぁ大賞」に出演。金メダルを獲得したシドニー五輪の大会前にドーピング検査に6時間を強いられていたことを明かした。

 谷さんは2000年のシドニー五輪で金を獲得したが、試合前に予期せず訪れたのが、抜き打ちのドーピング検査という「もう一つの戦い」だった。

 検査を通達されたのは試合に備えて「ベッドに入る寸前」というタイミング。尿の採取を求められたが、当日の体重計測に向けて「当日トイレで用を足したら100グラム、寝汗で200グラムと調整はできあがっていた」と谷さん。

 そんな状態だけに、尿の採取は困難を極め「もしかしたら、このまま朝まで出ないかも…」と不安にさいなまれたという。結局、かかった時間は「6時間ぐらい。結構な時間でした」。

 そんなハプニングに見舞われながら、自身初となる金メダルを獲得したことは、谷さんにとって大きな自信になったという。「どんなことが起きても乗り越えられる。シドニー以上のことはない。本当に大きな経験でした」と笑顔を見せた。

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