紀平、公式練習で3回転半9本着氷 パーフェクト目指す
「フィギュアスケート・世界国別対抗戦」(13日、マリンメッセ福岡)
今季成績上位6カ国・地域で争われ、第2日を終えて2連覇を目指す日本は79点で2位。91点の米国が首位をキープしている。最終日は女子フリーなどが行われ、ショートプログラム(SP)で今季世界最高を出し、首位に立つ紀平梨花(関大KFSC)と、自己ベストで同3位につけた坂本花織(シスメックス)は、公式練習で最終調整した。
紀平は得点源となるトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を計9本着氷。曲をかけた練習ではコンビネーションジャンプは成功。2本目の単発で転倒した。その後もステップでバランスを崩す場面などもあったが、同組の最後まで残って時間いっぱいまで調整した。
今季はSP、フリーで計3本のトリプルアクセルをすべて成功させたことはなく、今季最終戦のフリーで2本を決めてパーフェクトな演技を目指す。女子フリーは午後4時50分から行われる。