卓球・平野美宇、2年前より「精神も安定」 好調時は「人生“山しかない”と」

卓球世界選手権に出場する(前列左から)平野、伊藤、石川、張本、丹羽、水谷、(後列左から)早田、橋本、加藤、佐藤、吉村真、森薗、吉村和、木造
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 卓球の世界選手権(4月21~28日、ハンガリー・ブダペスト)に出場する日本代表は13日、東京都北区・味の素ナショナルトレーニングセンターで行っている合宿を公開した。大会前の国内最後の調整となる。女子シングルス代表の平野美宇(18)=日本生命=は「2年前より精神も安定した」と自身の成長を表現した。

 前回の17年世界選手権では女子シングルスで日本勢48年ぶりの銅メダルを獲得するなど絶好調だったが、その後は世界からマークされ、なかなか結果を残せなくなった。「(当時は)人生“山しかない”と思っていた。一生誰にも負けないんじゃないかなぐらいに思ってたので、ちょっとでも負けるとやりたくないと思ってしまう時期があった」と明かしつつ、「(現在は)だいぶ安定してきた」と精神的な成長をのぞかせた。

 モチベーションの保ち方を聞かれると、「教えてほしいです」と“逆質問”で報道陣を笑わせた。「前回メダルを取ったので、その上をいくなら優勝を目指していくしかない」。これまでの世界選手権のメダルを超えるために、平野は進化した精神で勝負する。

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