張本が練習再開 右手薬指けんしょう炎回復順調
卓球の世界選手権(21日開幕、ブダペスト)に出場する日本代表が13日、都内で行っている事前合宿を公開した。男子シングルスで日本勢40年ぶりのメダルが期待される張本智和(15)=木下グループ=は痛めていた右手薬指が「けんしょう炎」と診断されたものの12日に練習再開。混合ダブルス出場は回避したが、「(15日の出発前に)日本で練習できると思ってなかったので、合宿中に再開できたことは良かった。残り2種目で頑張りたい」と切り替えた。
男子の倉嶋監督は「回復が早くて驚いている。試合には支障ない」と天才少年の回復力に舌を巻いた。東京五輪代表争いにも大きく関わる大一番だけに、張本は「ここで結果を残さないと五輪に出られるか分からない。気持ちを上げていきたい」と闘志を燃やした。