パナソニック連勝で連覇 04年以来の偉業
「バレーボール男子・Vリーグ1部プレーオフ、パナソニック3-0JT」(14日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)
パナソニックがJTを3-0で下して2連勝とし、日本リーグ時代を含め2季連続7度目の優勝を果たした。パナソニックは第1セットを26-24で先取。第2セットは大竹の活躍などで25-20と連取し、第3セットも流れを渡さず、25-20で奪った。この日にチーム最多の23点を挙げたパナソニックのクビアクが最高殊勲選手賞に輝き、敢闘賞にはJTのエドガーが選ばれた。
第1セット、25-24で大竹が1人でブロックに跳ぶ。相手エースのエドガーからワンタッチを奪い、久原が切り返しの攻撃を決める。第1セットを先取し、快勝へ道筋をつけた。「あのセットを取れなかったら、どうなっていたか分からない」と久原。大竹は「しっかりタッチを取れてチャンスボールが返った。一つの仕事ができた」と誇った。
男子の連覇は2003~04年シーズンまで5連覇したサントリー以来となる偉業。それでも「まだ発展途上。これからです」と川村監督。さらなる高みを目指し、王者の歩みは続く。