東京五輪詳細競技日程発表 7月22日午前9時ソフトボールで開幕 週末に目玉競技ずらり
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は16日、都内で会見し、東京五輪の詳細競技スケジュールを発表した。
開会式2日前の7月22日午前9時に福島県あづま県営球場で行われるソフトボールで競技が開始。開幕戦は日本の試合となるように競技団体などと調整しており、08年北京五輪の金メダルから12年、エース上野由岐子の一球から夢の祭典がスタートする可能性がある。同日には女子サッカーもスタート。翌23日には男子サッカーがキックオフとなる。
開会式翌日の25日から本格的な競技スタートで、いよいよメダルの懸かる戦いが始まる。最初のメダルイベントとなるのは射撃女子10メートルエアライフル。日本のメダルラッシュの期待が懸かる柔道や競泳、体操、卓球、バドミントンなども始まる。
大会中盤の週末となる8月1日(土曜日)、8月2日(日曜日)には目玉競技が目白押し。「スーパーサタデー」と銘打たれた1日は、柔道で初採用となる柔道混合団体や、大坂なおみに金メダルの期待大のテニス女子シングルス決勝、「ゴールデンサタデー」と呼ばれる2日には陸上男子100メートル決勝、女子マラソン、テニス男子シングルス決勝などを配置。また、マスターズで復活優勝を飾ったタイガー・ウッズの参戦も期待されるゴルフ男子の最終ラウンドも行われる。
大会後半には日本選手の活躍が濃厚なレスリングや空手が行われ、大会終盤の週末、8月8日(土曜日)には、侍ジャパンが金メダルに挑む可能性がある男子野球決勝や、世界的人気の高いバスケットボール男子決勝、サッカー男子決勝など大会期間中最多の30種目の決勝が行われる。大会最終日には男子マラソンが行われる。
猛暑が懸念されることから、男女マラソン、男女20キロ競歩は午前6時スタート、男子50キロ競歩は午前5時30分スタートとなった。また、ラグビー、マウンテンバイク、トライアスロン、マラソンスイミングなども気温の高い時間を避けた時間帯となった。
4月18日には大会公式チケット販売サイトがプレオープンし、5月以降抽選申し込み受け付けが開始。チケット販売がスタートする。