高橋大輔が来季も国内大会が中心 フリーは変更せず
フィギュアスケート男子のバンクーバー五輪銅メダリスト、高橋大輔(33)=関大KFSC=が17日、自身がプロデュースしたマンション「スカイコート ディベルテ浅草」の報道向けの内覧会に出席した。
キッチンや、内装の色、トイレのスマホ置きなど、シンプルさの中に高橋のこだわりがつまった部屋を、熱のこもった口調で説明。「よくまとまった感じになったと思う。ひと安心」と、笑顔で語った。また、部屋の中には“隠れミッキー”ならぬ“隠れ大輔”があるそうで、「分かりにくくて、傷かなって思われるかもしれないけど(苦笑)」と、購入者にとって探し出す楽しみもありそうだ。
昨年、5季ぶりの現役復帰を果たし、来季が2年目。フィギュア以外の仕事からも刺激を受けながら、今後の人生に生かしていく構えだ。来季のプログラムについては、今季のフリー「ペール・グリーン・ゴースト」は「もう1度やってほしいという声が結構あるので」と、変えない方針。SPだけ変更する。
昨年末の全日本選手権で2位となり、来季は海外大会参戦の可能性も示唆していたが、始動戦も含めたシーズン序盤について「海外の大会については出場しないんじゃないか」と否定的で、来季もまず国内大会を中心に戦い、12月の全日本選手権を目指す形となりそうだ。