男子は書道、女子はクライミング 世界柔道代表が異分野を体験
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柔道の世界選手権(8月25日~9月1日・日本武道館)日本代表が17日、報道陣に公開した強化合宿で日本文化や他競技を体験し、視野を広げた。男子は神奈川県平塚市の東海大で書道に親しみ、女子は東京都内でスポーツクライミングのボルダリングを体験した。
男子は書道の師範を講師に招いて筆の使い方から学び、最後は各選手が好きな言葉をうちわにしたためた。女子は専用施設でスポーツクライミング日本代表の指導を受けた。前腕の張りに驚く選手が続出したが、57キロ級世界女王の芳田司(コマツ)は「(指の)固定力は柔道と共通する。普段の練習に取り入れたい」と収穫十分の様子だった。