東京五輪チケット 1人当たり第1希望、第2希望各30枚まで申し込みOK

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は18日、国内在住者向けの五輪チケットの販売方法について、5月9日午前10時からインターネット上の公式チケット販売サイトで抽選申し込みの受け付けを開始すると発表した。1人当たり第1希望、第2希望を各30枚まで申し込むことができ、当選枚数は最大30枚。抽選結果は6月20日に公表される。開閉会式や人気競技の「プラチナチケット」を巡る争奪戦が、いよいよ幕を開ける。

 東京五輪チケットの抽選申し込みの受け付けが、いよいよ5月9日から開始される。狂言師の野村萬斎氏が演出統括を務める開会式(20年7月24日、1万2000円~30万円)は入手困難な「プラチナチケット」になるだろう。人気の競技・種目も高価格が設定されたが、争奪戦は必至だ。

 陸上で世界最速を決める男子100メートル決勝が行われる8月2日、男子400メートルリレー決勝のある同7日(ともに5800円~13万円)は世界の強豪はもちろん、桐生祥秀(日本生命)や山県亮太(セイコー)らの走りに注目が集まる。3大会ぶりに復活して日本の金メダルが期待される同8日の野球の決勝(1万円~6万7500円)、日本が2連覇を目指す7月27日の体操男子団体総合の決勝(1万1800円~7万2千円)なども高倍率が予想される。

 このほか、男子の錦織圭、女子で世界ランキング1位の大坂なおみ(ともに日清食品)の出場が見込まれるテニスのシングルスも人気が集中しそう。柔道で阿部一二三、詩(ともに日体大)のきょうだいメダルの可能性がある男子66キロ級、女子52キロ級が実施される7月26日、レスリングで五輪5連覇を目指す伊調馨(ALSOK)の女子57キロ級が行われる8月6日も申し込みが殺到するのでは。

 マスターズで復活優勝を果たしたタイガー・ウッズ(米国)の参戦も期待される男子ゴルフ(7月30日~8月2日)、8月8日のバスケットボール男子決勝も世界のトップ選手の出場が見込まれ人気を集めそうだ。

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