伊調馨がリオ五輪以来、2年8カ月ぶりの国際大会へ出発「宿題が10個ぐらいある」
レスリング女子で五輪4連覇中の伊調馨(34)=ALSOK=が22日、復帰後初でリオ五輪以来2年8カ月ぶりの国際大会となるアジア選手権(23日開幕・中国、西安)に向けて出発前の羽田空港で取材に応じた。
年明けから両足首を痛め、慎重な調整を強いられてきたが「ワクワクもあれば、不安もある。半々ですね。やるべきことをしっかりやってこようと思う。怪我のこともあって、なかなか練習ができなかったが、プラスにとらえてできることをやらないと。アジアの57キロ級は世界でも上位にくる選手が多い。外国人選手とやるのは久々なので、実戦感覚の中で何を自分で感じるか」と、引き締まった表情で話した。
田南部コーチからは「宿題」を出されているそうで「10個ぐらいある。コンディション面や、試合の面など色々。覚えられない」と苦笑いしつつ、「2人で確認しあってきた。大きな位置付けの試合。しっかり宿題やろうかな」と、“満点回答”を誓った。