競泳元代表コーチが選手に落書きパワハラか 3年間の資格停止処分も不服申し立て
教え子への暴言、顔に落書きなどのパワハラ行為があったとして、日本水連が競泳日本代表のコーチを務めた経験もある萱原茂樹氏に3年間のコーチ資格停止処分を下したことが23日、分かった。水連幹部によると3月に処分を決めたが、萱原氏側が不服申し立てを申請。第三者委員会で調査中のため、処分は確定していない。
日本水連の坂本要専務理事は報道で明るみになったこの日、萱原氏から「申し訳ありません。ご迷惑をお掛けします」と、騒動に対する謝罪の連絡があったことを明かした。パワハラを訴えているのは、すでに競技を引退した選手だという。
昨年末に選手の保護者から日本スポーツ協会に連絡があり、問題が発覚。萱原氏は競泳女子でリオデジャネイロ五輪代表の青木智美選手(あいおいニッセイ同和損害保険)を指導してきた。