鶴竜が苦言「20代がもっと稽古を」 申し合い7人中5人が30歳超に嘆き節…
大相撲の春巡業が27日、横浜アリーナで行われ、横綱鶴竜(33)=井筒=が若手の稽古不足に苦言を呈した。同アリーナが30周年記念とあり『30歳』に反応。「20代がもっと稽古しないと」と訴えた。
この日、申し合い参加の関取7人のうち5人が30歳超。「上に上がりたいなら稽古。そういう気持ちが少ない。(申し合いも)同じメンバーばかり」と嘆いた。今巡業は力士会会長として、四股などでも土俵回りに来て行うよう、関取衆に指示した。「また巡業に来たいと思われるように」と、真剣な稽古が何よりのファンサービスだ。
自身は正代、朝乃山、逸ノ城と20代の期待力士を指名し計13番取って全勝。元気いっぱいに右足痛からの回復をアピールしていた。