「くのいち」乾、吉田組TR2位 新演技まだ不満

 「アーティスティックスイミング・ジャパン・オープン」(27日、東京辰巳国際水泳場)

 開幕し、デュエット・テクニカルルーティン(TR)は世界選手権(7月・光州=韓国)代表の乾友紀子(28)=井村ク、吉田萌(23)=ザ・クラブピア88=組が91・3775点で2位だった。スベトラーナ・コレスニチェンコ、スベトラーナ・ロマシナ組(ロシア)が95・7896点で優勝した。チームTRは世界選手権代表で臨んだ日本(乾、吉田、小俣、京極、塚本、福村、丸茂、安永)は91・3871点で制した。

 日本の乾、吉田組は和風な新ルーティン「くのいち桜吹雪」をお披露目。東京五輪に向け、忍者や桜吹雪を意識。太鼓や笛など和楽器を使ったアップテンポな曲に合わせ、リズミカルに舞った。ただ、ロシアに次ぐ結果にも乾は「泳いでいる感覚は良かったが、自分たちが目指している点数にまだ届いていない。まだまだ」と不満そうな表情だった。

 昨年の6月に結成したデュエットは東京五輪で銀メダル以上を目指す。リオ五輪で手にした銅メダル超えが目標だ。28日のフリールーティンに向け吉田は「テクニカルは『押せ押せ』という勢いがいい感じだが、フリーは四つの場面があるので、一つ一つの場面で空気感を変えたい」と意気込んだ。

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