ボウリング「DHCカップ」両手投げベルモンテがV 日本アマの宮澤拓哉が3位

 今年で5回目を迎えたボウリングの国際大会「DHCカップPBAジャパンインビテーショナル2019」(賞金総額1900万円、優勝500万円。主催=米国プロボウラーズ協会(PBA)、米国女子プロボウリング協会(PWBA)、(株)ジャパンボウリングプロモーション。特別協賛=ディーエイチシー)の最終日が28日、東京・港区の東京ポートボウルで行われ、ジェイソン・ベルモンテ(豪)が初優勝した。

 PBAランキング上位14人を含む海外招待選手15人と、PBAジャパンリージョナルのポイント上位者や国内各団体の推薦、主催者推薦を含めた日本選手33人の計48人が出場。

 1日目(27日)の予選12G上位16人がこの日の総当たりラウンドロビン(各1G)に進出。さらに上位5人が各1Gのステップラダー決勝へ進み、優勝決定戦は3位進出のベルモンテがトップシードの左腕ヤコブ・バターフを224対213で破った。

 ベルモンテはこれでPBA22勝目。両手投げの世界第一人者で、日本の両手投げボウラーからは「ボウリングの神様」と慕われている。今回の優勝には「もう15年くらい日本に来ているが、初めて優勝ができた。日本の皆さんの暖かい応援に感謝している」と笑顔を振りまいていた。

 日本人選手ではアマチュアで全日本ナショナルチーム所属の宮澤拓哉がステップラダー決勝に2位進出したが、3位決定戦では序盤のスプリットミス3回が響いて189対227で敗退して3位に終わった。

 大会要綱や成績は、ジャパンボウリングプロモーション(JBP)のホームページ参照。試合の模様はユーチューブ(pba japanで検索)で視聴できる。

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