“空手界の綾瀬はるか”清水 平成に感謝、令和に金の誓い
東京五輪の空手女子形の金メダル候補、清水希容(25)=ミキハウス=が4月30日、大阪府八尾市で取材に応じ、平成への感謝と、令和への誓いを立てた。
平成最後となったこの日。平成5年生まれの清水は、約15年に及ぶ空手人生を振り返りながら「すごく濃い平成を経験した。自分自身を知ることができた。いろんな人たちともつながった。勉強できて、成長もできた」と、平成への感謝を口にした。
新時代で迎える東京五輪。新種目として初代女王への期待がかかるが「みんなが五輪でいいパフォーマンスができて、自分もいい演武ができて優勝できたらな、と思う」と、金メダルをにらんだ。
4月21日にモロッコで行われたプレミアリーグ第3戦では、第1戦に続く優勝。現地での練習をやり過ぎてしまう課題を克服するため、あえてこれまでの半分ほどの練習時間で臨み頂点に立った。
「自分が納得する演武ができないと、五輪の金メダルの意味がない」。“空手界の綾瀬はるか”は調整法も試しながら、令和でも強さを見せつけていく。