アメフット日大が処分解除後初の対外試合で大勝 監督は「感謝」
「アメフット・関東大学春季オープン戦、日大42-0日体大」(4日、日体大世田谷グラウンド)
悪質タックル問題で昨シーズンの公式戦出場停止処分を受けた日大アメリカンフットボール部が4日、処分解除後初の対外試合に臨み、日体大を42-0で下した。
橋詰功監督は「勝てたこと以上に、このチームが試合をできたこと、ここまでたどり着けたことに感謝したい」と話した。
悪質タックル問題は昨年5月6日、都内で行われた日大-関学大の定期戦で、日大DL宮川泰介(現4年)が、無防備な相手QBに対するタックルで負傷させたもの。内田正人前監督による反則行為の指示があったとして問題化した。
関東学生アメリカンフットボール連盟は同29日の臨時理事会で、18年度の公式戦出場資格停止処分を下し、今季の下位リーグ降格を決めた。7月17日に、元立命館大学コーチの橋詰監督が就任。名門再建を進めてきた。1月9日の関東学生連盟の定例理事会で、4月1日に処分が解除されることが承認されていた。
宮川は橋詰監督によると「足の負傷と検察の処分が決まっていない」という理由で欠場した。