夏場所新弟子検査、東洋大出の白石も受検 全日本8強実績 同い年の貴景勝に刺激
「大相撲夏場所」(12日初日、両国国技館)
夏場所の新弟子検査が7日、東京・両国国技館で行われ、13人が受検し、全員が体格基準(身長167センチ、体重67キロ以上)をパスした。合格者は内臓検査の結果を受け、初日に発表される。
東洋大出身の白石雅仁(23、玉ノ井部屋)は全日本8強の実績で三段目100枚目格付け出しデビューする。「(同級生の)貴景勝関、阿武咲関ら身近で活躍している。自分も」と入門を決断した。貴景勝とは高校時代に「7、8回の対戦があり1回しか勝っていない」と言う。
持ち味は「突っ張りと思い切りの良さ」と言い、幕内阿炎(錣山)のような突き押し土俵を暴れ回る相撲だ。
「一場所でも早く関取になれるように稽古する」と気合を入れた。