リーチ主将 試合に「出たい」 日本代表候補豪州遠征に出発
ラグビー日本代表候補は7日、成田発の航空機でオーストラリア遠征に出国した。当地では特別編成チーム「ウルフパック」として、12日にブランビーズB(2軍相当)、17日にレベルズB(同)と強化試合に臨む。
3月の沖縄合宿中に恥骨を痛め、3月末からのニュージーランド遠征に帯同せず、4月の千葉合宿も別メニュー調整を続けていたフランカーのリーチ・マイケル主将(30)=東芝=は、今季初戦へ意欲を見せた。
「(試合に)出たいのは出たい」。
フラストレーションをはき出すように、リーチは話した。当初のプランなら、より強度の高いサンウルブズの試合に出場しながら調整しているはずだった。それが故障のため、W杯イヤーになって実戦出場はいまだにない。
3日に千葉・市原で、サンウルブズのメンバー外の練習に参加。コンタクトプレーはしていないものの、「痛みはだいぶ減っています。状態はいい」と言う。「今週(移動後に)どれくらいできるかチェックして、今週(12日)か来週(17日)の試合に向けて準備します。いきなりスタート(先発)だと難しい。途中から何分出るか」と今季初陣に向けて調整していく。