代表初アンカー桐生祥秀「メダル獲りたい」“新リレー侍”11日出陣

 世界リレーに向けて意気込む桐生祥秀、小池祐貴、山県亮太、多田修平=日産スタジアム
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 陸上の世界リレー(11日開幕、日産スタジアム)を控えた10日、会場で最終調整を行われた。リオ五輪銀メダルの男子400メートルリレー日本代表は、1走多田修平(22)=住友電工、2走山県亮太(26)=セイコー、3走小池祐貴(23)=住友電工、アンカー桐生祥秀(23)=日本生命=の走順で汗を流した。

 飯塚翔太、ケンブリッジ飛鳥の常連が不在の中、3走のイメージが強い桐生は代表初のアンカー起用。また、1走でのロケットスタートが日本の武器となっていた山県は、同じスタートが持ち味の多田を生かすため、初の2走となった。“新リレー侍”が狙うのは、37秒台と表彰台。米国、ジャマイカ、英国らライバルがそろう東京五輪“前哨戦”に向け、桐生は「できるだけ速いタイムでゴールして、メダルを獲りたい」と誓った。

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