男子1600メートルリレー初の決勝進出 ウォルシュ、日本新に意欲
「陸上・世界リレー」(11日、日産スタジアム)
男子1600メートルリレーの日本(ウォルシュ、井本、佐藤、若林)は3分2秒55で2組1位、全体3位で決勝に進んだ。
近年世界大会でメダルを取り続けている400メートルリレーに負けじと、快走を披露し2組1位、ジャマイカなどの強豪国を抑え、全体3位で初の決勝進出を決めた。1走でエースのウォルシュ・ジュリアン(富士通)が2位と好走すると、2走の井本で首位に。そのまま3走佐藤、4走若林と逃げ切った。ウォルシュは「このままいけば、メダルが狙える。日本新(3分00秒76)も目指せる」と話し、「日本のマイルリレーは停滞していたけど、僕らの世代で挽回していきたい」と力強く宣言した。