佐藤悠基が日本人トップの2位「合格点」プラン通りのレースに自信
「陸上・仙台国際ハーフマラソン」(12日、弘進ゴムアスリートパーク仙台発着)
エリートの部男子は、アレクサンダー・ムティソ(NDソフト)が1時間1分10秒で優勝した。佐藤悠基(日清食品グループ)が1時間2分30秒で日本人トップの2位。村山謙太(旭化成)が1時間2分47秒で3位だった。
13キロ付近で前を行く村山に追いついた佐藤は、「残り2、3キロでペースを上げようと思った」というプラン通り、19キロ手前の下りで仕掛けた。一気に村山を突き放し、日本人トップの座をつかんだ。
照準は東京五輪代表選考会である9月のグランドチャンピオンシップ(MGC)。そこに「どれだけ自信を持って立てるか」と佐藤は言う。余力を残しながらのスパートでイメージ通りのレースを展開し「この選手は強いと植え付けるレースをしたいと思った。よかった」と手応え十分。「次につなげるという意味では合格点」と振り返った。