川内優輝 独身ラストランで入賞逃す「結婚式が終わったら練習したい」

 「陸上・仙台国際ハーフマラソン」(12日、弘進ゴムアスリートパーク仙台発着)

 エリートの部男子は、アレクサンダー・ムティソ(NDソフト)が1時間1分10秒で優勝した。佐藤悠基(日清食品グループ)が1時間2分30秒で日本人トップの2位、村山謙太(旭化成)が1時間2分47秒で3位。4月にプロ転向した川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)は1時間4分27秒の14位で入賞を逃した。

 今月婚姻届を提出する予定の川内にとって、今大会が独身ラストラン。しかし序盤から先頭集団につけず、粘りの走りを続ける展開だった。ゴール直後は苦しそうに膝に手をつき、顔をしかめた。

 5日のバンクーバー・マラソンで優勝し、8日に帰国したばかり。挙式の準備にも追われ、慌ただしい毎日が続いているという。「結婚式が終わったらしっかり練習したい。スピード不足を感じた」と苦笑いで振り返った。

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