サンウルブズ今季2度目の零敗 スクラムで劣勢…ハッティング負傷退場響く

 「スーパーラグビー、ブランビーズ33-0サンウルブズ」(12日、キャンベラ)

 日本チームのサンウルブズはブランビーズ(オーストラリア)に0-33で敗れ、今季2度目の零敗を喫した。5連敗で2勝10敗。ブランビーズは6勝6敗。次週、チームは試合がなく、25日に東京・秩父宮ラグビー場でレベルズ(オーストラリア)と対戦する。

 サンウルブズの一員として出場した代表候補たちはいいところがなかった。敵地での零敗に、プロップ山下は「スコアできなかったことは、負け以上にずっしりくる」と落胆を隠せない。

 セットプレーの強いブランビーズにスクラムで劣勢を強いられた。サンウルブズも堀江、山下、三上と長年代表で組んできた3人を第1列に並べたが、ロックのハッティングが前半7分に早々と負傷退場した影響もあり、山下は「スクラムは8対8の押し合い。一つずれてしまうとキツい」と悔しそうに話した。

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