スケートボード、パーク女王は10歳・開心那「五輪も出たいけど海外大会に」
「スケートボード・日本選手権」(12日、村上市スケートパーク)
パーク女子は、年少者が目立つ大会の中でもひときわ若い10歳の開心那(ひらき・ここな)が初優勝した。表彰式ではおどけてトロフィーを掲げたが、「うれしいです。良かった」と声を弾ませた。
北海道苫小牧市在住で、5歳の時に父の影響でスケートパークに行った際、「うまくなるよ」と言われたことで熱中。グラインド技が得意で、同種目世界女王の四十住さくらに対しても「そこまで(距離は)ないと思ってます」と自信をのぞかせた。無限の伸びしろを持つ小学5年生は「五輪も出たいけど、Xゲームとか海外大会に出て上位に入りたいです」とプロ選手になる青写真を描いた。