「大相撲夏場所・2日目」(13日、両国国技館)
元横綱朝青龍のおい、西幕下4枚目の豊昇龍(19)=立浪=が玉木(高砂)を押し出して白星スタートを切った。突き押し勝負に真っ向応戦し、一歩も引かずに押し切った。
「相手のことを見ながら前に前に出る相撲が取れて良かった」と会心。体重も自己ベストの124キロ。「当たっても下がらなくて前に行きやすい」と、実感した。
序ノ口から7場所連続勝ち越し。自己最高位で十両が視界に入る地位になった。今場所にも十両を決める気持ちを問われると「あります」とキッパリ。「一番一番強い相撲を取る」と決意を込めた。