ビーチバレーで１８日開幕の国内ツアー「マイナビジャパンツアー２０１９」に出場する有力選手が１６日、都内で記者会見した。

　今年から株式会社マイナビが冠スポンサーとして大会に協賛。中川信行社長は「ビーチバレーは人気スポーツになり得る。ちょっとでも賞金をあげて、ビーチバレーボール自体が盛り上がって、スポンサーがついて、１試合で数百万円の賞金を獲れるようなビーチバレー界にしていきたい」と野望を語った。

　その言葉通り、早速今季から選手が獲得する賞金がこれまでの倍に増額された。日本ランク女子１位の村上めぐみ（オーイング）は「賞金額を上げていただき、選手のモチベーションもすごく上がっています」と拳を握った。第６戦まであるジャパンツアー各大会の優勝賞金が６０万円、ファイナルを制すると２００万円を獲得する。また、戦績によるポイントで上位チームに遠征費を支援することも発表された。

　インドアで北京五輪に出場した石島雄介（３５）＝トヨタ自動車＝は「トップツアーを通して成長していきたい」と意気込み。転向３季目を迎えており「東京五輪へ向けて非常に重要な一年。選手ファン一体となって盛り上げていきたい」と語った。