日本スポーツの新たな拠点オープン 新国立に隣接…五輪ミュージアムも併設
日本オリンピック委員会(JOC)や、日本スポーツ協会(JSPO)、多数の競技団体が事務局を置き、日本スポーツ界の新たな拠点となる「ジャパン・スポーツ・オリンピック・スクエア」の竣工式が16日、都内で行われた。従来の拠点だった、岸記念体育会館が老朽化したため、機能を移転。東京五輪のメインスタジアムとなる新国立競技場に隣接する新たな「総本山」が誕生した。
式典にはJOCの竹田恒和会長、JSPOの伊藤雅俊会長らが出席。同ビルは地上14階、地下1階建てで、1、2階には、今年9月にオープンする五輪の歴史を展示した「日本オリンピックミュージアム」が併設される。竹田会長は「これを機に、日本のスポーツ界の進歩がさらなる高みに進めるようになれば」と、期待を込めた。