荒磯親方、観客にバラの花束を贈呈 協会の新たなファンサービスとして実施
「大相撲夏場所・6日目」(17日、両国国技館)
関取最小兵の新入幕炎鵬が上手ひねりで矢後を破り、4連勝で5勝目を挙げた。1敗を死守し優勝争いでも食らい付いた。6戦全勝のトップは横綱鶴竜、関脇栃ノ心の2人となり、1敗で炎鵬、朝乃山の平幕2人が追う。
荒磯親方(元横綱稀勢の里)が升席を訪れ、観客2組に赤いバラの花束をプレゼントした。協会の新たなファンサービスとして実施され、花束を受け取る来場者は会員制交流サイト(SNS)利用者から抽選で選ばれた。幕内取組前に館内に荒磯親方が姿を現すと、周囲は大歓声。同親方は「現役中は花をもらうことが多かったけど、渡すのもいいもの。あれだけ喜んでもらえて、笑顔を見られてうれしい」と好感触だった。