貴景勝イベント参加自粛…夏場所休場で 千賀ノ浦親方「出席は難しい」
「大相撲夏場所・6日目」(17日、両国国技館)
右膝負傷のため夏場所を休場した新大関貴景勝(22)=千賀ノ浦=が場所後、参加予定のイベントの大半を自粛する可能性が出てきた。師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)が17日、「まわしをして稽古場にも下りていない状況なら、出席は難しい」と話した。
6月16日、都内で行われる大関昇進披露宴は協会の公的行事のため開催予定ながら、それ以前のイベントに関しては、稽古に参加できるようになるまでは自粛する方針。6月は巡業もなく結婚式などお祝い事が集中する。新大関も引っ張りだこだが治療が最優先で、参加は回復次第となる。
損傷した右膝内側のじん帯は腫れが引いた後、近日中に再び精密検査を受ける予定。親方は「まだ痛み、腫れがある」と説明した。再検査の結果を待ち、手術を含めた今後の治療方針を決める。