高橋侑子 シリーズ自己最高の4位「力出し切った」
「トライアスロン・世界シリーズ第3戦・横浜大会」(18日、横浜市山下公園周辺特設コース)
女子は昨年のアジア大会金メダルの高橋侑子(27)=富士通=が1時間53分38秒でシリーズ自己最高の4位に入った。過去最高は5位。ケイティ・ザファーズ(米国)がシリーズ3連勝した。男子はオーストラリア出身のニナー・ケンジ(NTT東日本・NTT西日本)は33位で、北條巧(博慈会・NTT東日本・NTT西日本)は38位。バンサン・ルイ(フランス)が制した。
残り1キロ近くまで、高橋は3位を争った。最後は9秒差をつけられたが、自己最高の4位に笑みも浮かんだ。スイムはトップ集団で泳ぎ切った。バイクは7人の集団で先頭に立つ場面もあった。「出せる力は出し切った。自信になるが、満足しては終わり。メダル獲得にはまだまだ」。東京五輪に向けて飛躍を誓った。