鈴木亜由子 9月のMGCへ「体の状態はいい」1万Mで2位・日本選手権
「陸上・日本選手権兼世界選手権代表選考会」(19日、ヤンマースタジアム長居)
女子1万メートルが行われ、鍋島莉奈(25)が31分44秒02で優勝。鈴木亜由子(27)=ともに日本郵政グループ=が31分46秒25で2位だった。
6000メートル手前から新谷仁美(ナイキTOKYO TC)、鈴木、鍋島の3人で集団を形成。様子をうかがう展開が続いたが、ラスト1周の勝負を鍋島が制した。
同門のライバルに敗れた鈴木は「(体が)動かなかった」と無念の表情。鍋島の「調子が上がっているのも伝わっていた」と言うが「勝つつもりでいたので悔しい。自分の展開に持っていかなかった」と振り返った。
鈴木は9月に行われるマラソンの東京五輪代表選考会「グランドチャンピオンシップ」(MGC)出場権を獲得している。「体の状態はいい。体もしっかりしてきたし、マラソン練習に耐えられる準備はできてきた」と前向きだった。