ザギトワがシートベルトなし無免許運転で罰金か タス通信などが報道

 フィギュアスケート女子の平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ(17)=ロシア=が、無免許運転で捜査を受けていることが20日、分かった。ロシアの国営通信社「タス通信」などが報じた。

 ザギトワは5月初旬に出身地であるウドムルト共和国イジェフスクに帰省した際、自身のインスタグラムのストーリー機能に、車を運転する動画を投稿。当時16歳ということもあり、日本のインターネット上では「ザギちゃんが車を運転してる!」「ロシアって16歳でも運転できるの!?」などの驚きの声が上がっていたが、露メディアによるとこの動画をもとに同国交通警察が事実確認を始めたという。「タス通信」は同機関の情報筋の話として「事件の状況は時間と場所すべて明らかにされつつある」というコメントを掲載した。

 ロシアで運転できるのは18歳から。ただ、16歳でも訓練を受けてインストラクターが同乗した場合は運転できるが、ザギトワはこれに当てはまらなかった模様で、シートベルトをしていなかった点も問題視されている。この違反に対する罰金は5000~1万5000ルーブル(日本円約8500円~2万5000円)と見られる。

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