高山勝成「待ち望んでいた」 東京五輪でのボクシング存続に喜び
国際オリンピック委員会(IOC)は22日、スイスのローザンヌで開いた理事会で、2020年東京五輪の実施競技から除外の可能性もあったボクシングを存続させる方針を決めた。
2020年東京五輪でボクシングが存続する見込みとなり、同五輪を目指す元プロボクシング主要4団体王者の高山勝成(36)=名古屋産大=が23日、大阪市内で会見し「世界のボクサーが待ち望んでいた。(存続の)決断に感謝している。あらためて『やってやるぞ』という気持ち」と喜びを語った。
東京五輪での金メダル獲得を掲げる高山は「課せられた戦いに勝っていくことで道は切り開かれると信じている」と決意を新たにした。今後は国体と全日本選手権の愛知県選考会(7月6日開幕、名古屋)でのアマデビューを予定しており、五輪選考会となる全日本選手権(11月、鹿児島)を目指す。「しっかり勝ち抜いて(五輪)切符を手に入れられるようにベストを尽くす」と拳を握った。