羽生結弦 Toshlとコラボ トリプルアクセルに大歓声
フィギュアスケート男子でソチ、平昌五輪金メダリストで、右足首痛のため4月の世界国別対抗戦を欠場した羽生結弦(24)=ANA=が24日、千葉市の幕張メッセでアイスショー「ファンタジー・オン・アイス」に出演し、3月の世界選手権(埼玉)以来約2カ月ぶりに氷上で滑る姿を見せた。
赤と黒の衣装を身にまとい、大トリとして登場した羽生は「X JAPAN」のToshlとコラボレーションしたショーナンバー「マスカレイド」を披露。トリプルアクセル(3回転半)を華麗に着氷すると、会場からは大歓声が巻き起こった。代名詞のハイドロブレーディングや、仮面を外すような振り付けを見せるなど、観衆を“羽生ワールド”に引き込むと、最後は手袋を脱ぎ、氷にたたきつける動作で演技を締めた。
オープニングでは、4回転トーループを着氷。モノトーンの衣装で登場したフィナーレでは、4回転ルッツに挑戦した。1度目は1回転ルッツになり、2度目は転倒したが、最後まで観衆を沸かせた羽生。「ありがとうございました!」と絶叫してリンクを後にした。