体操幻のモスクワ五輪代表・加納弥生さんが死去 元世界選手権代表笹田夏実さんの母

 笹田弥生さん=2012年撮影
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 日本体操協会は28日、日本がボイコットした1980年モスクワ五輪代表で、日本体操協会のコーチ育成委員会副委員長(体操競技部長)を務めていた加納(現姓笹田)弥生さんが亡くなったことを発表した。56歳だった。

 1978、1980,1981年の全日本選手権、1979~1982年のNHK杯を制し、1978、79、81、83年の世界選手権代表になるなど、日本女子の一時代をけん引した存在だった。1980年のモスクワ五輪代表にも選出されたが、日本が政治問題でボイコットしたため、出場できなかった。

 長女は13、14年全日本選手権を制した元世界選手権代表の笹田夏実さん。

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