F1の元王者に市民らお別れ ウィーンの大聖堂でラウダ氏葬儀
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【ウィーン共同】オーストリアの首都ウィーンのシュテファン大聖堂で29日、自動車F1の元世界王者で20日に死去したニキ・ラウダ氏の葬儀のミサが営まれた。小雨が降る中、多くの市民が訪れ、オーストリアの英雄の安らかな眠りを祈った。
地元メディアによると、祖国を訪れていた米俳優アーノルド・シュワルツェネッガー氏はミサで「スピードや生きざまにも限界などない人だった」と故人をしのんだという。チームメートだった元F1ドライバーのアラン・プロスト氏、ファンデアベレン大統領らも参列、惜別の言葉を述べた。
ラウダ氏はウィーン市内の墓地に埋葬されるという。