東京五輪チケット抽選申し込み受け付け終了 累計アクセス数約2425万件

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は29日午前11時59分で、五輪のチケット販売の抽選申し込みの受け付けを終了した。当初は28日午後11時59分で締め切る予定だったが、“駆け込み申請”のアクセスの集中により12時間延長。組織委によると、締切時点で申し込みに必要なID登録件数は約750万人、累計アクセス数は約2425万件だった。組織委は今後、抽選を行い結果を6月20日に発表する。当選者は7月2日までにチケットを一括購入することが求められる。

 “チケット狂想曲”の第一段階が終わった。ID登録者は750万人にのぼり、販売サイトへの累計アクセス数は2425万件。各チケットの競争倍率は「販売戦略に関わる」(組織委関係者)と明かされなかったが、ID登録数は12年ロンドン五輪、16年リオ五輪を上回った。

 12時間延長したことで倍率が上がり、不公平感が出た、という指摘に、鈴木秀紀チケッティング部長は「申し込みできるはずの人ができないという事態を避けるために、こういう判断をさせてもらった」と、説明した。

 当落の発表は6月20日。当選した場合、7月2日までの一括購入が必要となる。組織委側は今後、“当選詐欺”の発生に懸念を示し、注意喚起を行った。

 当落通知は公式サイトか、メール。購入に関してはコンビニでの現金決済(30万円未満)か、VISAカードによる決済となる。鈴木部長は「手紙や電話での案内はない。メールも通常はリンクのURLを貼るが、貼らない。URLが張り付けてあった場合は偽メールと考えてほしい」と、呼びかけた。

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