大相撲の有識者会議に王貞治氏、紺野美沙子氏ら 外国出身力士に対する指導を検討

 日本相撲協会は30日、東京・両国国技館で理事会を開き、「大相撲の継承発展を考える有識者会議」設置を承認した。各界から8人で構成され、王貞治氏(プロ野球ソフトバンク球団会長)、松本白鸚氏(歌舞伎役者)、紺野美沙子氏(女優)ら豪華メンバーがズラリ。特別顧問を今井敬氏(経団連名誉会長)、委員長を山内昌之氏(歴史学者、東大名誉教授)が務める。

 同会議は暴力問題再発防止の一環として外国出身力士に対する指導のあり方などを検討する。6月中に第1回会合が行われ、来秋に提言書と自己規律指針をとりまとめる予定。

 角界では17年10月、元横綱日馬富士が暴行事件を起こし引退。元幕内大砂嵐の無免許運転事故など外国出身力士の不祥事が相次いだ。横綱白鵬も優勝インタビューで万歳三唱、三本締めを行い、品格を問われた。

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