ユニバ代表取り消しの青木智が世界選手権切符「ホッとした」

 女子200m自由形決勝を終えて優勝した白井璃緒(左)と健闘をたたえ合う青木智美
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 「競泳、ジャパン・オープン」(31日、東京辰巳国際水泳場)

 世界選手権(7月、韓国・光州)の追加選考会を兼ねて行われ、女子200メートル自由形決勝は、青木智美(24)=あいおいニッセイ同和損保=が、リレーの派遣標準記録を突破する1分58秒03で3位に入り、リレー代表に内定した。優勝は1分57秒06の白井璃緒(東洋大)だった。

 代表切符をつかんだ青木は「素直にうれしい。すごくホッとした」と安堵(あんど)の表情。「必ず(派遣記録を)切りたいと思って臨んだ」と笑顔で振り返った。

 青木は日本選手権(4月)の結果からユニバーシアード(7月、ナポリ)の代表に選考されていたが、JOCの指摘で「大学在学中および卒業2年以内」との出場条件を満たしていないことが判明したため、今大会直前に出場取り消しが決定。「驚いた」とは言うものの「目指してきたのは世界選手権。その思いは変わらなかった。代表権を獲得することがこの大会の目標だったので、心理的な変化はなかった」と堂々とした口ぶりで話した。

 世界選手権へ向けては「リレー代表を引っ張る気落ちを強く持って臨みたい」と気を引き締めた。

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