錦織、4時間超の死闘を制す 第5セットは劣勢を跳ね返して大逆転
「テニス・全仏オープン」(30日、パリ)
世界ランク7位で第7シードの錦織圭=日清食品=は第31シードのラスロ・ジェレ(セルビア)と対戦。フルセットにもつれ込む死闘を制し、ベスト16進出を果たした。
第1セットを6-4で先取。第2セットは6-7(6-8)で落としたが、第3セットを6-3で奪った。リズムに乗ったかと思われたが、第4セットは4-6。勢いに乗った23歳に苦戦し、第5セットも先に2つのブレークを許す苦しい展開となった。
だが、ここから驚異的な粘りを発揮した。第4、第8ゲームをブレークして追いつくと、サービスゲームはしっかりキープ。7-6からの第14ゲームをブレークし、4時間超の死闘に終止符を打った。
4回戦では、世界ランク38位のペール(フランス)と対戦する。