サンウルブズホーム全敗…最下位確定 ラファエレが復帰、代表争い参戦
「スーパーラグビー、サンウルブズ19-42ブランビーズ」(1日、秩父宮ラグビー場)
日本チームのサンウルブズがブランビーズに敗れ、今季のホーム戦は全敗で最下位が決定した。前半はスクラムで劣勢に立たされながら12-21と健闘。だが後半は反則→ラインアウト→モール→トライのパターンで3度失点を繰り返し、突き放された。サンウルブズは7連敗で2勝11敗。残り2戦はアウェーで戦う。今季の秩父宮での6試合の観客動員数は8万9868人を記録。1試合平均1万4978人は、昨年の1万1819人を上回った。
W杯代表争いの場に帰ってきた。CTBラファエレ・ティモシー(神戸製鋼)が後半13分から出場した。昨年11月の日本代表イングランド遠征で左肩を故障。手術を経て、同遠征ロシア戦以来の復帰戦となった。
「怖さがあった。ケガがなくてよかった」とほっと息をつく。満員の1万6741人を集めたホーム最終戦。「サンウルブズはめっちゃ大好き。サポーターも世界一。(国内)最後の試合は出たかった」と笑顔を見せた。
今オフにコカ・コーラから神戸製鋼に移籍し、引っ越しを済ませた。日本語は堪能だが、「関西弁は全然分からない」と少々困惑するイケメン。「(出場)80分の試合をもっと増やしたい」と試合勘を上げて、W杯を目指す。