貴景勝の父は完治優先を望む 治療専念で両親が「神戸新聞スポーツ賞」表彰代理

 大相撲夏場所で右膝を負傷し途中休場した大関貴景勝(22)=千賀ノ浦=が7日、「神戸新聞スポーツ賞」の表彰を受けた。現在は治療に専念し、この日、神戸市内で行われた表彰式に両親が代理で出席した。芦屋市出身の貴景勝は今年の春場所後、同県では2代目増位山以来、39年ぶり大関へ昇進した。

 かど番となる名古屋場所(7月7日初日)へ向け、まだ土俵での稽古を再開できていない状況。父・一哉さんは「22歳で相撲人生をつぶさないように。治ってからでも時間はある。私も本人もそう思っている」と名古屋場所を回避しても完治を優先するよう望んだ。

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