大相撲の幕内竜電（２８）＝高田川＝が９日、都内のホテルで麻惟（まい）夫人と挙式・披露宴を行い、師匠の高田川親方（元関脇安芸乃島）を始め、二所ノ関一門の尾車親方（元大関琴風）、大関高安（田子ノ浦）、関脇逸ノ城（湊）ら約４３０人から祝福された。

　女優・竹内結子似で５歳上の美人姐（あね）さん女房に竜電は終始デレデレだった。１５年春に知人の紹介で出会い、４年間交際し、今年２月に婚約発表。新時代「令和」の幕開け、５月１日に婚姻届を提出した。

　「令和で新たなスタートなので、一緒にさせてもらいました」。夫となって初の夏場所は西前頭５枚目で１０勝を挙げて技能賞を獲得。愛妻孝行し、結婚式に花を添えた。

　普段は「マイちゃ」、「おでんくん」と呼び合う仲むつまじさ。愛妻から「長くケガをしないように。ずっと土俵で見ていたい」と望まれると「長く取って喜んでもらいたい」と愛の誓いを述べた。

　栄養面でのサポート効果もある。竜電は「ハンバーグが好き。サラダも特殊なんです。バランスよく作ってくれる。麺類、パスタが好き。ちゃちゃっと作ってくれるのがいい」と、のろけた。

　愛妻パワーで、さらなる番付アップを目指すのみ。「三役を目標にやっている。三役上がってさらに上を目指すのが目標。次の場所まで１カ月切っている。しっかりいつも通り稽古してやっていく」と、期した。