サンウルブズ8連敗も健闘 途中出場の山田が存在感…代表漏れの選手ら奮起
「スーパーラグビー、ストーマーズ31-18サンウルブズ」(8日、ケープタウン)
日本チームのサンウルブズはストーマーズ(南アフリカ)に18-31で敗れて8連敗となり、13敗目(2勝)を喫した。ストーマーズは7勝1分け7敗。前半のサンウルブズはパーカーが2PGを決めた一方でトライは奪えず、相手に2トライを許して6-14で折り返した。後半はFBマシレワが2トライを挙げたが、及ばなかった。14日(日本時間15日)にブエノスアイレスでジャガーズ(アルゼンチン)と今季最終戦を戦う。
連敗が8に伸びたサンウルブズだが、宮崎合宿の日本代表メンバーから外れた選手たちが奮起し、健闘した。途中出場のベテランWTB山田は、チームが挙げた2トライにいずれも絡んだ。「流れを変えて勝つところまで持っていきたかった」と悔しがったが、抜群の存在感だった。
先発した松橋、長谷川の両フランカーもタックル、ボール争奪戦で体を張った。レギュラーシーズンは残り1試合とアピールの場は少ない。SR初出場を果たした長谷川は「通用するところも、通用しないところもあった。次の試合につなげたい」と“ラストチャンス”へ意欲をかき立てていた。