張本智和が初戦敗退…雄たけびでも負けた?世界ランク599位中国選手に完敗
「卓球・荻村杯ジャパン・オープン」(14日、北海きたえーる)
男子シングルス1回戦が行われ、前回大会覇者で世界ランク4位の張本智和(15)=木下グループ=が同599位の孫聞(中国)に0-4で敗れる波乱があった。
日本のエースが“謎の中国選手”に完敗した。張本は思い切りラケットを振り抜いてくる相手のドライブに押され、打開策を見いだせないままストレート負け。国内で行われる唯一のツアー大会でまさかの初戦敗退となった。
張本は4月の世界選手権でも世界ランク157位の韓国選手に4回戦で敗れるなど、格下選手相手に持ち味の積極性を出せないことを課題にしていた。
孫は国際大会2試合目の22歳で、試合後のインタビューでは「保守的だった」と張本が守りに入っていたと看破。得点を挙げる度に大きくほえたが、「気合でも勝った」と「チョレイ」に対抗するべく雄たけびをあげていたことを明かした。