高橋大輔 世界再挑戦へ「行けるならその気持ちに素直に」SP8月に振り付け
フィギュアスケートの高橋大輔(33)=関大KFSC=が15日、故郷の岡山県倉敷市で行われた同県スケート連盟創立50周年の集いに出席し、来年3月の世界選手権(カナダ・モントリオール)を含めた世界大会へ再挑戦する意志を明かした。
復帰シーズンだった昨年は全日本選手権を目標に始動したため、2位となるも世界選手権代表入りを辞退。「世界を目指す選手たちとスタートの気持ちが違うことに違和感を覚えている自分がいた」と振り返った。しかし今は「特に制限を決めていない」ときっぱり。「世界に行けるならその気持ちに素直に。その可能性があるかもと思ってスタートしている」と心境の変化を語った。
高橋は昨年の成績から12月の全日本選手権のシードを獲得しており、地方大会は免除される。今後出場する大会は未定だが、プログラムの仕上がり具合も含めて検討する予定。「B級戦(海外のチャレンジャー・シリーズ)に挑戦する可能性もある」と語った。フリーは昨季から継続。SPは8月に振り付ける予定となっている。