リオ五輪銀の太田 決勝で敗戦も「自分の方が強いと思っている」
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「レスリング・全日本選抜選手権」(16日、駒沢体育館)
世界選手権(9月、カザフスタン・アスタナ)の代表選考会を兼ねて行われ、男子グレコローマンスタイル60キロ級で敗れたリオデジャネイロ五輪59キロ級銀メダリストの太田忍(25)=ALSOK=は、決勝で文田健一郎(ミキハウス)に1-4で敗れた。
敗戦後、太田は「負けて言うのも何だけど、自分の方が強いと思っている。実力はぼくがある。ぼくの方が世界で勝てる。それは事実。アジア選手権(4月、中国)で負けている(=3位)ようでは…。ぼくは(昨年の)アジア(大会で金メダル)を取っている」と言い切った。
世界選手権でメダルを獲得すれば、東京五輪代表に内定する。自身の今後について「健一郎は決めてくる。67で目指す」と話し、世界選手権の結果次第で階級を上げる可能性についても言及した。