八村塁 21日運命のNBAドラフト…日本人初1巡目指名確実 米メディア順位予測

 米プロバスケットボール、NBAのドラフト会議が20日午後7時(日本時間21日午前8時)からニューヨークのバークレイズセンターで行われる。日本人選手初のドラフト1巡指名が確実視される八村塁(21)=ゴンザガ大=は18日、ニューヨーク入りし、運命の日を待つ心境を語った。どのチームに、何番目に指名されるのか。米主要サイトが発表している指名予想をまとめつつ、ドラフト制度の概要を紹介する。

 「不思議な気持ちです」。ドラフト会場となるニューヨークに到着した八村は、穏やかな笑みを浮かべながら率直な思いを明かした。空港でNBA専門局の取材を受けると、リーグが手配した高級車でホテルへ。早速ファンのサイン攻めにあい、ホテルではドラフト担当者から今後の予定の説明を受けた。

 日本人選手として初となる1巡目指名は確実な情勢だ。米主要サイトは指名予想を事前発表しており、八村は、今年の目玉であるウィリアムソン(デューク大)にバレット(デューク大)、モーラント(マレー・ステート大)を含めた「ビッグ3」に続く第2グループに位置付けられている。

 約20年前から指名予想を続けている「NBAドラフト・ドット・ネット」は18日時点で、八村をミネソタ・ティンバーウルブズの11位指名と予想する。「ESPN」「USAトゥデイ」はともにシャーロット・ホーネッツの12位指名を予想。18日の「ワシントンポスト(電子版)」は「大学時代の着実な成長は、チームの挑戦的な選択を後押しする」と評価し、マイアミ・ヒートの13位指名を予想した。1巡目の11位から13位指名に多くの予想が集まっている。

 当日はトップ選手だけが招待される会場の「グリーンルーム」で指名を待つ。「その中に選ばれたのは、すごくうれしい。ちゃんとプレータイムをもらってチームに貢献できればいいなと思います」。八村が間もなく、1巡目指名の栄誉とともに世界最高峰リーグの扉を開く。

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