30年五輪招致から大幅変更 7年前ルール改定、IOC
【ローザンヌ(スイス)共同】国際オリンピック委員会(IOC)は24日から開く総会で、札幌市が招致を目指す2030年冬季五輪以降の開催都市選定方法を大幅に変更する見通しだ。開催7年前に決めるよう定める五輪憲章を改定し、2都市一括決定も可能にするなど柔軟性を高める。
大会ごとに設置される従来の「評価委員会」に代わり、新たに「将来開催都市選考委員会(仮称)」を夏季と冬季のそれぞれで常設し、招致に関心を示す都市を調査。同委員会の推薦に理事会が同意し、総会で承認されれば、7年前より早く選定することや2都市一括決定に道を開く。